EmNifty を使っていて、ある特定の電子会議やライブラリを選択した途端に、EmNifty が異常終了したという経験をされた事はありませんでしょうか?原因は個々のケースで異なるようですが、要は EmNifty が管理するデータ(主にインデックス・ファイル)が壊れているか、対になっているデータ同士で不整合が生じていると考えられます。ここでは、そういった際のデータの復旧方法を、一つの参考例として、ご紹介します。という事で、あくまでも参考例ですので、ここで紹介する方法では、正しく復旧できない場合があるかもしれません。そういう意味でも、こまめなデータのバックアップは、やはり必要ですね。(^^;
【参考例の症状】
ある特定の電子会議やライブラリを選択した途端に EmNifty が異常終了する。そのため、[ファイル(F)]-[再構成(N)]もできない状況にある。また、[ファイル(F)]-[ファイルのチェック(F)]を行っても、該当場所のファイルチェックで、同じように EmNifty が異常終了する場合もある。
【上記症状からのデータの復旧方法(参考例)】
手順としては次の通りです。
ちなみに手順 1.〜4.までと 6.が外部プログラムでの操作で、5.のみが EmNifty の操作となります。では、参考例を交えながら、少し詳しく説明していきます。
1.ユーザーフォルダ配下の全てのファイルのバックアップを取る。
これは、これから行う作業に際しての万が一の場合の保険です。(^^;
必ず行って下さい。HDDにそれだけの余裕がない場合、ファイルスタンプを見て、日付の新しいモノ(*)だけでも、FDDを交えてバックアップを取って下さい。(*)
不具合の生じる該当場所へ最後にアクセスしたと思われる日付分程度。
2.異常終了する場所のデータファイルを推測、確認し、特定する。
一番わかりやすい方法は、[ファイル(F)]-[ファイルのチェック(F)]で、[□ ログを記録する(L)]にチェックを入れて実行することです。こうしておく事で、どのファイルでエラーが報告されたかが、ユーザーフォルダの中に[CHKFILE.LOG]として残りますので、これを利用し、手がかりを探します。もし、ファイルチェックの途中で異常終了が発生した場合は、最後に読み込もうとしたファイルに異常があると考えられますので、そのファイルが該当ファイルであると推測できます。
◆上記方法で分からない場合は、EmNifty で異常終了する場所自体は分かっていると思いますので、このFAQの「EmNiftyで作成されるファイルの意味は?(#00202)」を、参照の上、その場所のデータファイルを推測します。
例えばそれがエムソフトフォーラムの3番電子会議「【質問】『EmNifty』 <NIFTYを快適に巡回!>」であった場合、データファイル名は、[フォーラム略名(ANK8文字分)+拡張子(ANK3文字)]ですから、
フォーラム略名 :「FEMSOFT」拡張子の1文字目:会議室のログテキスト・ファイルの場合「N」拡張子の2文字目:会議室番号15番で1番が「B」から始まるので、順番に数えてここは「D」拡張子の3文字目:ここは通常「0」数字のゼロ
従って、推測される テキスト・データ・ファイル は「FEMSOFT.ND0」。これに対応する インデック・スファイル は拡張子の1文字目がコード一つ上位なので、「FEMSOFT.ND0」という事になります。
◆で、こうして推測したファイルの中身を、外部アプリケーション(*)などで確認し、内容がその場所のモノであることを確認します。(*) テキストデータの確認ですから、エディタやファイラーなどのビュワーなど。ここでそのファイルが間違いなく該当場所のモノであることが確認できれば、次に内容を確認します。
- ざっと見てテキストの内容がおかしくなければ、6.の復旧手順では、そのファイルのインポートだけで終了できる可能性があります。
- ざっと見て制御文字が数多く混入していたり、内容がめちゃくちゃであったり、そのテキストファイル自体が壊れている事が確認できた場合は、そのファイルは破棄し、6.の復旧手順では、該当場所を巡回し直し、データを再度取得し直すことになります。
3.そのデータファイルを適当なフォルダにコピーする。で、その該当ファイルが確定できれば、そのデータファイルを適当なフォルダに待避のため、コピーします。この際 テキスト・データ・ファイル と インデック・スファイル の両方ともコピーします。
4.そのデータファイルを削除する。さぁ、いよいよヤバくなってきました。(^^;ゞその該当ファイルをユーザーフォルダから削除して下さい。勿論、テキスト・データ・ファイル と インデック・スファイル の両方とも削除します。
5.データを復旧する。ここで EmNifty を起動します。この時点でユーザーフォルダから、不具合の生じると思われるデータが削除され無くなっていますので、該当場所の選択でも EmNifty は異常終了しない筈です。ここで一旦、[ファイルのチェック(F)]をして異常のない事を確認しておいて下さい。エラー番号 611 だけは出ても無視して結構ですが、この時点で、まだ他のエラーが報告されるようだと、このFAQは参考になりませんし、しないで下さい。
エラーがなければ[ファイル(F)]-[すべて保存]を実行します。
これ以降のデータ復旧方法は、2.の手順で確認した、データファイルの状態によって二通りに分かれます。
◎ 異常の出る場所が電子会議だった場合で、かつ、データファイルに異常が認められなかった場合この場合は、比較的楽にデータが復旧できる可能性があります。その電子会議が属するフォーラムを選択し、このFAQの[未巡回の会議室の(過去)ログファイルをインポートしたい(#01207)]を、参照の上、手順3.で待避したテキストデータファイル(*)で、インポートを実行して下さい。
(*) 上記手順2.の例でいうなら、テキスト・データ・ファイル の「FEMSOFT.ND0」です。
インポートされたデータを見て、支障なければ復旧作業は無事終了です。ここで、インポートされたデータが、おかしければ、即刻、再度その場所を削除の上、下記の「データファイルに異常が認めらた場合」の手順で、データの復旧を行って下さい。
◎ 異常の出る場所がライブラリだった場合か、または、データファイルに異常が認められた場合この場合は、データを新たに取得し直す事になります。
- その場所がライブラリだった場合
そのライブラリの頭で、新たに[このライブラリの一覧取得]予約をして巡回します。
- その場所が電子会議だった場合
その電子会議の[電子会議のプロパティ]を出して(右クリック)、[一回予約]タブの[□ 次に読み始めるメッセージを変更(C)]にチェックを入れ、適当な過去の発言番号をセットし、自動巡回して失われたデータを再取得することになります。
6.再度ユーザーフォルダ配下の全てのファイルのバックアップを取り直す。
手順6.で、データの復旧が終わり、EmNifty が正常な状態に戻ったと確認ができましたら、手順1.で取っておいたバックアップは、不具合データを含む無用の長物となりますので一旦削除の上、ここで今後のためにも、再度ユーザーフォルダ配下のファイルの、バックアップを取る手順1.を実行して下さい。